面影は一切ない九龍寨城公園NO.2

	目がくぎ付けになる 現存していた頃の九龍城の全体写真 昔から現物を一度は見てみたいと 潜在的に思っていたもの 何がそんなにも自分を惹きつけるのか とても不思議
九龍城「南門」の跡 こんな遺跡のようなものでも 興味は津々
	しっかりと 「九龍寨城」 「南門」 と記載されている 石が割れて横たわる姿は 解体されゆく場面が脳裏によみがえる
これが九龍城を解体したときに 発見された大砲か 清朝が軍事目的で築いた 砦であることの証明 よくぞ捨てられずに現存してくれた
	九龍城の初期を再現した模型 高層の建物は何一つない だからこそ面白いのだと 感じずにはいられない
さらに年月が過ぎた九龍城の再現模型 この模型からでも いかにしてあのような建物群ができたのか 想像する事すら難しい 興味のない人には過去の建物群 私にとってはロマンの塊
	「あ～。すっきりした～」 晴れ晴れしい気分 不治の病が治った感じ（笑） 忘れ物はしっかりと取り戻した もう、二度とこの公園に来る事はない 行きたいとも思わない
でも、公園に隣接している建物群をみると どうしても、昔の面影が残っているような そんな気がしてならない 無いものを求める心は 人間の性であるのか それとも私一人だけなのか