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Re^8: 春節行事

無事帰国いたしました。
いただいた情報をもとに旺角で香港の春節を楽しむことができました。
しかし、その後思わぬ展開になったので、報告します。

そのとき香港人と知り合い、いろいろと話をしていると、彼のいなかが梅州で、ぜひ出掛けてみなさいと勧められました。
バスの時間等も調べてくれたので、片道５時間かかりましたが、無理して日帰り旅行してきました。

教えてもらった村は、田園風景の中に、正面は普通の祠堂で後側が客家円楼のようになった美しい古建築がたくさん並んでていて、とても素晴らしいところでした。
そればかりか、写真を撮って歩いているとどの家からも寄っていくように誘われ、食べ物やお茶、時にはお酒まで振る舞われたいへんな歓待でした。
お正月に福ならぬ日本人が来たというので、めずらしかったということだとは思いますが、それにしてもそれぞれの家ですごい騒ぎで恥ずかしくなるくらいです。

現地滞在時間が６時間ほどだったのですが、最初の家でご主人にバイクで名所を案内してもらった他は、家に招かれ、建築を見せてもらい、ご馳走になり、おしゃべりしてで、結局他に５軒ほどしか見ることができず、泊まって行けと部屋まで用意してもらったのを断って、それでもバス乗り場まで送ってもらって香港に戻りました。
春節らしい行事が見たかったのですが、初三になると特に何もなく、香港、シンセン、広州など都会に散っていた家族や親戚が集まってにぎやかに過ごすという感じでした。
その雰囲気に浸れたのが、大収穫だったのですが。

料理はみな特別なものだそうで、初めて食べるものばかり何種類もいただくことができました。
むかしならった中国語が少しは役に立ちましたが、どの家庭にも大学生がいて英語でやりとりできたので、言葉には不自由しません。
彼らはみんな親日家で、今後世界が発展していくためにはわれわれは日本を見習わなくてはいけないなどと異口同音に言っていたのが印象に残りました。

帰りのバスで面白かったのは、高速道路沿いに何十か所となく花火が打ち上げられていたことです。
車窓で見えただけで３０くらいありましたから、中国中で何千箇所も同時に花火大会をやっていたのではないでしょうか。
また、確かにイミグレーションは大混雑していましたが、すべて大陸からの人で、外国人の列は空いていてスムーズに出入国できました。
往復の交通費以外、一切お金を使う機会すらない旅でした。

[27222]　ハービー・モンコック　(2011/02/11 Fri 04:40)