聖ポール天主堂跡の裏側はどうなってる?
「マカオ」という言葉を聞いて、一番初めにイメージするのが
「聖ポール天主堂跡」ですよね。
マカオのフェリー場を降りて、真っ先に向かった場所がここでした。
いつものように、ガイドブックにのっている、
聖ポール天主堂跡の写真をタクシーの運転手さんに見せると
一発で理解してもらえ、目的地まで楽々行けました。
聖ポール天主堂跡なんていう立派な名前が付いていますが
要は、大きな壁です。
されど、この大きな壁に感動してしまうんですね~。
[ 「聖ポール天主堂跡」の表側 ]
[ 聖ポール天主堂跡のキレイな彫刻 ]
[ 聖ポール天主堂跡は意外と薄い ]
そこには、素敵な空間が広がっています。
聖ポール天主堂跡とは、
ただの壁ではないんですね。
高台になっていて、緩やかな階段があり、
その周囲をきれいに手入れされた植栽が彩ってあります。
「壁」と「環境」との調和。まるで絵画のよう・・・
「これは観光客が集まる訳だな。」
思わず、口ずさんでしまいます。
彫刻も、太陽の影でリアルにその凹凸が浮き上がり
見事なまでの、その壮大な表情と
美しい聖母マリアの像を見ることができます。
マカオに来てよかった・・・。
ちなみに、
聖ポール天主堂跡とは
1835年に聖母教会(セント・ポール)が火事になり、
それが焼け残った建物正面部分です。
壁の頂上に十字架をいただく5段構成。
火事になる前の姿は東洋で最も壮大で美しい
教会だったそうです。
この壁の裏側はどうなっているのかなぁ~?
興味ありませんか?
私はとても興味があり、裏側へまわってみました。
とてもワクワクしながら・・・
[ 「聖ポール天主堂跡」の裏側 ]
[ 聖ポール天主堂跡の裏側 鋼鉄の骨組み ]
正直。 「微妙~。」
何度見ても微妙ですね。
夢から覚めた少年のようになってしまいます。
この階段部分の鉄骨の骨組みが無ければ、
もう少し見れるものになっていたのに・・・。
しかし、この鋼鉄の骨組みがあるので
この壁を登ることができます。
[ 聖ポール天主堂跡の窓部分から見えるマカオ風景 ]
「おお!これは美しい~。」
聖ポール天主堂跡の裏側にある階段をのぼり
窓部分からはマカオの街並が見えました。
当時はキレイなステンドグラスがあったであろう
その枠から眺めるマカオは
想像以上に素敵な風景です。