ガイドブックにのってない香港
  1. 香港:トップ
  2. 香港旅行の掲示板

<新規の投稿休止中>香港掲示板

香港に関する掲示板コミュニティ。みんなで香港に関して掲示板で語り合いましょう! あなただけが知っている香港の素晴らしい所や、香港旅行の感想・思い出、 又、これから香港へ旅行される方は質問などをお気軽に掲示板へ投稿してみてください。
★みんなが互いを尊敬しあえる香港掲示板でありますように (o^v^o)♪

景賢里?

司徒拔道沿いに景賢里(以前は金香園)という中国の三合院?風の建物があります。どういった建物なのか、見学は可能なのか、情報をお持ちの方よろしくお願いします。

[22269] 小西灣 (2009/11/26 Thu 15:37)


Re: 景賢里の経緯

1937年  香港の大富豪、李家の娘夫婦の自宅として建築。 『禧廬』 と命名される。
1977年  香港のドライフルーツを製造販売する大富豪、邱子文氏が購入。 『景賢里』 と命名される。 映画やテレビドラマのロケにも使われる。
2004年  邱子文氏が逝去。 遺族が売却しようとするが、香港の環境と文化遺産を保護する民間団体 『長春社』 の説得によりこの時は売却を断念する。
2004~2007年9月  長春社は香港政庁に対し、景賢里を保護するよう、何度も何度も何度も何度もずぅぅ~~~と要望するも、香港政庁の豬頭三は動かず。
2007年9月11日  景賢里を買い取った中国大陸の投資家が、新築物件建築の為、景賢里の取り壊しを開始。 美しい翡翠色の屋根瓦が次々と地面に投げ捨てられ、芸術的価値の高い細工窓が打ち壊された。 慌てた長春社は、すぐさまマスコミ集めて景賢里の門前で会見を開き、香港の貴重な歴史的文化財の破壊を嘆き悲しむ。
2007年9月12日  マスコミが一斉に景賢里の破壊の模様を報道。 取り壊し作業は、屋内まで進む。
2007年9月13日  香港政庁が敷地の外から視察。 外装の屋根部分はもはや跡形もなく、内装も次々と撤去され、ついに屋敷の構造部分にまで破壊が進む。
2007年9月14日  香港の遺跡と歴史建築を管轄する担当者が、景賢里の内部を視察する。
2007年9月15日  ようやく、やっと、香港政庁が景賢里を暫定的に歴史建築と認定。取り壊しに待ったがかかる。
この時点で、もはや完全な復元は相当難しいレベルまでいってしまっていた。

無残な姿となり果てた景賢里ですが、その後は香港の正式な歴史文化財に認定され、とりあえず修復作業に入りました。
現在は九割がた元通りになったと公言してますが、実はかなり大雑把で部屋数が足りんわ、内装は見劣りするわで今ひとつなんですが、そこはもう諦めるしかないでしょう。
来年には一応修復作業が終了となり、その後は一般に公開する予定だそうです。
ということで、公開の日取りが発表となるその日まで、もうしばらくお待ちください。

[22288] 湾仔峡道 (2009/11/26 Thu 22:46)


Re^2: 景賢里?

湾仔峡道様
早速の返信本当に有り難うございます。すごい戦いが、あったのですねぇ…びっくりしました…香港行く度に門の前でうっとりしていましたけど…一般公開が楽しみです!(内装はどうでも)とりあえず今回は外側から…年末「景賢里」の前でうろうろしている者がいればそれは私です!(笑)有り難うございました。

[22298] 小西灣 (2009/11/27 Fri 10:13)

香港